2025年度活動概要
6月オープンセミナー
日時:2025年6月10日(火) 18:00-19:30 オープンセミナー(Zoom開催)
テーマ:小惑星リュウグウ試料の研究:
惑星物質キュレーション技術の進歩と国際協働の重要性
講師: 伊藤 元雄 様
(国立研究開発法人海洋研究開発機構 高知コア研究所 調査役(上席研究員)、
政策研究大学院大学客員研究員)
講師リサーチマップ https://researchmap.jp/motooito
概要: リュウグウ試料の分析により、多様な有機物や水、揮発性元素の存在が確認され、
有機物や水の起源を含む太陽系最初期の物質化学進化に関する理解が大きく
進展した。極微量の試料から多くの知見が得られたのは、相補的な科学的情報を
得られる高度な分析機器の組み合わせと科学目標に基づく国際チーム内の連携の
成果である。
また、地球由来の汚染を受けることなく分析できたことは、JAXAキュレーションと
我々のチームとで培われた惑星物質キュレーション技術の成果でもあろう。
今後、これらの知見を活かしてキュレーション技術の高度化を進めるとともに、
分析基盤の整備と国際的な研究ネットワークの拡充が求められる。
開催予定のイベント
2024年度活動概要
3月オープンセミナー
日時:2025年3月11日(火) 18:00-19:30 オープンセミナー(Zoom開催)
テーマ:AIは医療で役に立つのか
講師:中島 義和 様
(国立大学法人 東京科学大学 教授;Autonomic Intelligence株式会社 代表取締役社長)
概要:今回は、中島義和先生に、研究開発しているマルチAIシステムのご紹介に加え、臨床においてAIは本当に役立つのか、どう役立てるべきかについて将来予測も含めてお話しいただきます。
終了したイベント
12月オープンセミナー
日時:2024年12月10日(火)18:00-19:30 オープンセミナー(Zoom開催)
テーマ:社会イノベーションのための研究開発とマネジメント
〜デジタルヘルスケアプラットフォームを例に〜
講師:鳥谷 真佐子 様
(慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート 特任教授/
ユーフォリア株式会社スポーツ科学研究所 所長)
概要:近年社会が直面する課題は複雑かつ多面的です。そのため,単なる技術革新にとどまらず、社会全体で共有できる価値や変革を生み出す社会イノベーションが必要です。社会イノベーションは先端技術や地域における人のつながりなどを含めた社会資本を創造的に組み合わせることで達成できると考えられます。ヘルスケアプラットフォームを例に,社会イノベーションのために必要なマネジメントや考慮すべき観点を考えます。
講師紹介ウェブサイト:
https://www.kgri.keio.ac.jp/project-assistant-professor/yr-8.html
https://researchmap.jp/90420819
終了したイベント
9月オープンセミナー(会場のみ)
日時:2024年9月10日(火)18:00-19:30 オープンセミナー(対面のみ)
会場:政策研究大学院大学 5階 講義室L
テーマ:「 監訳者が語る、オッペンハイマーの科学 」
講師:山崎 詩郎 様
( 東京工業大学 理学院 物理学系 助教 )
終了したイベント
6月研究会(メンバーのみ、会場のみ)
日時:2024年6月11日(火)18:15-19:45 研究会(メンバーのみ、会場のみ)
テーマ:「 日本の研究力強化に向けた研究基盤のシステム改革 」
講師:隅藏 康一(政策研究大学院大学 教授)
終了したイベント
2023年度活動概要
3月オープンセミナー
日時:2024年3月12日(火)18:00-19:30 オープンセミナー(Zoom開催)
テーマ:「 創薬医療分野のイノベーション 」
講師:平岡 美樹子 様
( WHIZ PARTNERS メディカルアドバイザー/ 東京美容外科 池袋院 院長 )
講師紹介ウェブサイト https://www.tkc-biyou.jp/doctor/hiraoka.html
終了したイベント
12月オープンセミナー
日時:2023年12月12日(火)18:00-19:30 オープンセミナー(Zoom開催)
テーマ:「社会課題を解くAI系スタートアップを中心とした新しい産官学連携」
講師:田中 和哉 様
(東京大学 松尾研究室、政策研究大学院大学 政策研究院 リサーチ・フェロー、
一般社団法人HONGO AI ディレクター)
終了したイベント
9月オープンセミナー
日時:2023年9月12日(火)18:00-19:30 オープンセミナー(Zoom開催)
テーマ:「感染症検査のイノベーション創出」
講師:坂下 理紗 様
(ナノティス株式会社 代表取締役CEO, Founder)
ウェブサイト:http://nanotis.net
【講演概要】
今回は、次世代の感染症デジタル検査技術を開発する東京大学発ベンチャーとして
注目を集めるナノティス株式会社より、代表取締役CEO坂下理紗氏をお招きし、
同社の製品コンセプトや技術、コロナ流行を経て顕在化された感染症検査のニーズと
今後の動向についてお話し頂きます。
【講師紹介】
野村證券投資銀行部門、ブルームバーグLLP、銀座ギャラリーズ等に勤務したのち、
技術マッチングサービスのスタートアップ企業、リンカーズ株式会社へ参画。
同社にて執行役員営業統括本部長を務める。開業医の祖父から幼少期より影響を受け、
真に医療現場に価値ある製品を創成したいと考えナノティス株式会社を創業。
東京大学大学院理学系研究科 物理学専攻修了(理学修士)、
東京理科大学理学部物理学科卒業。
第6回DBJ女性新ビジネスプランコンペティション・ファイナリスト/DBJ女性起業優秀賞。
終了したイベント
6月オープンセミナー
日時:2023年6月13日(火)18:30-20:00 オープンセミナー(Zoom開催)
テーマ:「日本のテレビ報道の現在と未来について考える」
講師:黒岩 亜純 様
( (株)TBSテレビ 報道局 報道番組センター 報道番組2部・部長
(「news23」担当)、前モスクワ支局長)
【講演概要】
視聴率戦争の真っただ中で考えた、テレビ離れの果てにある新たな
“テレビ報道戦略”とは。放送の舞台裏で、今、出演者と制作者たちは、
何を考え、将来をどう見据えているのか。
2020年までモスクワ特派員としてロシアに赴任していた経験の中で
感じた“報道の限界と可能性”。プーチン大統領に2mの至近距離に迫った
際に考えたこととは。軍事侵攻に踏み切ったロシアの知られざる断面を、
歴史的、地政学的、精神的な背景と共に紹介する。新しい時代の報道の姿とは…
参加者の皆様と共に考える。
【講師紹介】
1968年、東京生まれ。
1991年、慶應義塾大学法学部卒業後、TBS入社。
長年、『筑紫哲也NEWS23』の制作に携わり、ディレクター、デスクを務める。
報道特集、政治部を経て、2011年「夢の扉+」チーフプロデューサー。
2016年よりモスクワ支局長を務めた。
帰国後、サンデーモーニング・プロデューサーを経て、現職。
1998年「ドキュメンタリー制作会アズ」を立ち上げ、
映像・メディアなどの分野に人材を輩出。著書(共著)として、
「大学生のための動画制作入門」、「夢の扉+ あきらめない人のための24の言葉」。